飲める「白くま」

白くま商品
白くま文字

 6月23日に、森永乳業から乳飲料「俺の白くまのめるらしい」が発売されます(左画像参照、出典 https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-3395.html )。「白くま」は、鹿児島県発祥の、かき氷の上に練乳や果物、あずきなどを載せた氷菓で、今回の商品はこの味を再現した飲料になります。
 ところで、「俺の白くまのめるらしい」の商標は、森永乳業株式会社が2件の商標を出願中です(商願2019-166975、商願2020-18079(右画像))。指定商品は、29類に属する商品(乳製品など)となっています。
 飲料に関する商標の区分は、牛乳や乳飲料、豆乳などが属する29類、お茶やコーヒー、ココアなどが属する30類、ビールや清涼飲料などが属する32類、ビール以外の種類が属する33類などがあり、これらを適切に指定する必要があります。特に、牛乳を使用した飲料はその区分が難しく、通常の乳飲料や乳性飲料は29類ですが、カルピスソーダなどの乳性炭酸飲料や、乳清(チーズを作るときの上澄み)のみを使用した乳清飲料(例えば、ホエイプロテイン飲料)は清涼飲料と同じの32類となるので注意が必要です。
 適切な指定商品を考える際には、弁理士など専門家を利用することをお勧めします。

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